こんにちはNaradukeです。
今回はアルファポリスから発売されている
「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」をご紹介していきます。
あらすじ
バーティアの≪恋のキューピット≫作戦が成功に終わり、また一つ周りを幸せにしていくバーティア。セシル殿下とも愛称呼びになり、距離はグッと近づいたように思えたが、セシル殿下が一ヶ月隣国への遊学という名の牽制に行っている間に、バーティアへの嫌がらせが日に日にひどくなっていた。バーティアからの手紙では「大丈夫」と綴られていたが、おつかいからの報告も受けているセシル殿下は、帰国後バーティアにこの件に関して対処していいか?と尋ねると・・・答えはNOであった。セシル殿下はバーティアからの≪お願い≫を待っていたが、返ってきた答えは正反対。苛立ちを隠せないセシル殿下は・・・。バーティアに嫌がらせをしていた真犯人とは?バーティアがセシル殿下とヒロインを頑なにくっつけようとするのは??・・・。
あわせて読みたい 前巻 自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 2巻はこちら>>
あわせて読みたい 次巻 自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 4巻はこちら>>
感想
今作は、何だかすごく切ない気持ちになりました。
前巻の終わり頃からセシル殿下のバーティアへの想いと苛立ちがひしひしと伝わってきて
バーティアもセシル殿下の気持ちに応えたいはず
自分自身もセシル殿下の事を慕っているのに
そうできない≪理由≫が大きく邪魔をして
何だかイタタマレナイ(T_T)
にしても、ヒロインの変貌ぶりとセシル殿下の怒った時の表情がものすごく絶妙に怖い!!
バーティアに嫌がらせをしていた真犯人は
セシル殿下と仲間たちにそれはそれはうまいこと誘導されて捕まったけれど
文化祭もあって
2人の仲が以前のように縮まって一安心(*‘∀‘)
なんて思っていたのに
ついに迎えた卒業式での
最後のバーティアのセリフが頭から離れないーーー!!
セシル殿下も初めての感情があふれ出していくようで
苛立ち・憎さ・不安・寂しさ
そのすべてがバーティアを中心にまわっているのが何とも言えません。
4巻では、
バーティアが頑なにセシル殿下とヒロインをくっつけようとしていた理由が明らかになるのかな!!?
セシル殿下は
何でもできる人なので、今回も解決してくれーと祈るばかりです!!
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